1947-12-07 第1回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 第23号
○委員長(吉川末次郎君) 尚ちよつと引續いて申上げたいことがあるのでありますが、警察法案の審議はこれで決定終結を告げたわけでございますが、本委員會におきまして、先般内務省解體後におけるところの、それに代るべき機構の調査、研究、立案等に關しまして小委員會を組織いたしまして、中井委員を委員長としていろいろ審議を願つて來たのでございます。
○委員長(吉川末次郎君) 尚ちよつと引續いて申上げたいことがあるのでありますが、警察法案の審議はこれで決定終結を告げたわけでございますが、本委員會におきまして、先般内務省解體後におけるところの、それに代るべき機構の調査、研究、立案等に關しまして小委員會を組織いたしまして、中井委員を委員長としていろいろ審議を願つて來たのでございます。
また内務省解體後においても政府部内においては、やはりこれの機能を果すべく別個に機關がつくられて動いていくものと豫想されるのでありまして、できるだけの御協力をいたしまして、もちろん大藏省その他の方に對して、正しい地方の御主張に對しては、私どもも部内にあつて、できるだけの盡力をいたすつもりでございます。
○松谷委員 この公安委員會の三人という點は、前に内務省解體後における組織の審議の場合であつたか何かと記憶いたしますが、やはり三人では少いという委員の御意見もあつたように記憶いたしておりますので、委員長より全委員にお諮りいただきまして、再考慮をしていただきたいと希望するものであります。私の質問はこれで終わります。
それは兼ねて委員長、理事とも関係しておりましたところの、内務省解體後の機構についてきよう政府から發表がありますことを、この委員會に委員長を通じて内報が政府側よりありました。それは本日閣議で決定するはずであります。それは本年十二月末日限り内務省は廢止、次は廢止後九十日後内閣に内事局というものをおきまして、次の機関がつくられるまで選擧あるいは行政事務を扱うことになるわけであります。
また國家全體の見地から、一地方のためのみを考えて、全體を崩すというような建前のものは、これを止めるようにいたしておりますが、今後におきまして、内務省解體後におきましても、必ずこの機能を行う何らかの機關というものは、中央政府部内においてぜひ必要だと存じます。
○坂東委員長 速記開始――ただいま林地方局長竝びに久山警保局長から、内務省解體後に設置する各機關に關するいろいろな事情の報告を詳細伺いました。これを聽きますと、これは日本の國家の運營上、大いに研究いただかなければならぬ點がありますから、政府の諸君の御努力にまつと同時に、この委員會は自發的に十分檢討して、日本の治安が十分維持できるような制度を生み出すべく努力したいと思うものであります。
○羽生三七君 この委員會でそういうことに決まつた場合には、私は同時に正成の本會議の決定を經なくてもよいと思いますが、先般來問題の、内務省解體後の種々なる地方出先機關の問題も一緒に、たとえ靜岡一縣でもよいと思いますから見て頂きたいと思います。
これの事務所は内務省の國土局にございまして、これは内務省解體後は建設院の中にはいつて、建設院總務局で所管することになると存じます。
————————————— 本日の會議に付した事件 内務省解體後の警察制度に關する件 —————————————